プレステ2の修理しました


夜中に友人から電話がかかってきました。
どうやらプレステ2が故障したので直して欲しいとのこと。
保証はとっくに切れてるし、だめもとでいいからという事なので、
引き受けることにしました。
ちなみに症状は、DVDのトレーがガシガシになってて読みとり
エラーが多発するとのこと。
手元に機械が来てみると、トレイを無理矢理こじ開けたようで、
トレイの位置もなんかおかしいみたい。
とりあえずはこのシールをはがします。もちろん今後一切のメーカー
修理が効きません。まあ、おいらのプレステ2は購入日に既にシールが
はがされているのだが。
で、裏側にあるビスのキャップを全て外します。
四隅にあるゴム製のキャップとその他のプラ製のキャップが
あります。
ちなみにネジ自体は普通のプラスのネジです。
シールをはがした時点で全ての責任が放棄されるので、
SONY としては無理にプロテクトしなくても構わないという
事なのかもしれません。
裏側のネジを外すだけでカバーが外れます。
次に DVD ドライブ部分の分解です。
DVD ドライブ部分のカバーを外してみると、すごい量の猫っ毛が(笑)。
そう、このプレステのオーナーは猫を飼っているのです。
しかもピックアップも曇ってしまっている状態でした。
これでは正常にデータを読みとれるハズはありません。
この部分は綿棒にアルコールをつけてきれいにします。
その他の駆動部分もクリーニングしていきます。
また、トレイの一部が破損していたので、プラスチックを
加工して修正します。
特にひどかったのがこの部分。
ピックアップを内周から外周へ移動させるための部品です。
全体的に猫の毛がからまっていたのでクリーニングと
グリスアップをします。
外していたトレイを再び取り付けて、DVD ドライブを組み立てます。
見違えるようにきれいにはなったけど、果たして起動するかな。
早速電源ON!!
てことで、無事に起動するようになりました。
その後、しばらくゲームを動かしたり DVD を再生したり
しましたが、とりあえずは大丈夫な感じです。
DVD の読みとり不良とかだったら結構簡単に直るから、
捨てちゃうくらいだったら自分で修理してみるのも
いいと思います。


戻る