VOブース

YAMAHAの4.5畳のVO用防音室です。
壁面にはYAMAHAが独自に開発した呼吸式のグラスウールが
埋め込まれており、かなりデッドな環境でのナレ
録りが可能です。
冷暖完備、外気との防音換気扇完備です。
調整室との仕切り窓しかないため、時刻に関係なく同環境での
収録が可能です。
VOブース内のモニタリング用のアンプははYAMAHAの
AVX-2200DSPを使用しています。
外部に音を出した場合でも、不快なハウリングが
起きにくいようにハウリングキャンセラーを装備しています。
KORGのキーボードを常備しています。各種MIDIシステムは全て
MIDIパッチにて接続してあります。フルマトリックスでの接続変更が
ボタン一つで可能なので、SC-88VL等の音源から音出しすること
もできます。また、モニタスピーカーにはPioneerのS-UK3を装備
しています。また、Vestaxのミキサ出力モニタも装備しています。
機材ラックはキャスター付きなので、簡単に背面にアクセス
することが出来ます。
主要入出力はパッチベイを通していますので、簡単に機材の接続を
変更出来ます。
ラックマウントのラインミキサとVOブースメインミキサを装備
しています。
ラインミキサの前面パネルより、持ち込み機材からの簡単な
入力を実現しています。
DAT、CDの他にカセットデッキやMDデッキも装備しています
ので、各種素材の持ち込みが可能です。
HDレコーディングが基本ですが、38オープンを含めて、全ての
機材へのレコーディングが可能になっています。
電源はノイズフィルターを装備したメインブレーカーを通し、
2台のTEAC製ACパワーディストリビュータで全て管理して
いますので、外部のノイズが乗ることはありません。
DODのグライコにてNA録り音声等のトーン調整が出来ます。
HDによるレコーディングよりも繊細かつパワフルな録音が
可能な38オープンも装備しています。
モニタで聞いているのと区別が付かないくらいの音質で録音
出来ます。テープは5号、7号、10号とご用意しています。
ワーク用のテープも用意してあります。
コンプ、リミッターはMAXON。サンプラーはかなり古いROLANDの
S-220がありますが、動くのかな?
エフェクターはBOSSのディレイとコーラスの他、べリンガーの
デジタルマルチエフェクターを装備していますが、最近は全てPC上
で処理できてしまうのであまり活用していません。
ラインはパッチ盤にて自由に変更できます。
VOブースの音源取りまとめ用には、VOメインミキサーと同型の
ミキサーを使用しています。